大阪と兵庫を中心に賃貸・管理・売買の総合不動産業を営んでいる、株式会社タカラレンタックスグループホールディングス。
同社では2年前から新卒入社者にHR OnBoardを使っています。社内でも定着率への関心が高まってきたタイミングで、HR OnBoardの利用を開始しました。実際にどのように運用しているのか、同社人事部の児玉さんにお話を伺いました。
3問だから丁度良い!忙しい営業の入社者たちも手軽に回答を続けられる
HR OnBoardを導入したきっかけを教えてください
児玉さん:ちょうど社内で「採用した人の定着にも力を入れていこう」という話が出ていたんです。でも、何をしていいか分からない。
採用数も増やしていくということで、1人で対応するのは厳しい。そんなタイミングでHR OnBoardの案内をもらったことが最初のきっかけでした。
HR OnBoardの第一印象はいかがでしたか?
児玉さん:これなら使い続けられそう、というのが第一印象でした。月に1回のアンケートを入社から1年間続けるとなると、いかに回答をし続けてもらうかが大事だと思いました。
HR OnBoardは毎月3問のアンケートで、それがスマホで簡単に答えられる。これなら忙しい営業の入社者たちも手軽に回答を続けられるだろうと思いました。また、アンケートの結果が晴・雨・曇の3種類で表示されるのでアンケート結果を把握しやすそう、というのも好印象でした。
回答後にできるだけ早くリアクションするのが運用のポイント
運用していく上でのポイントはありますか?
児玉さん:アンケート回答後にできるだけ早くリアクションすることを意識しています。回答があるとリアルタイムにメールで回答結果が飛んできますよね。それを見ながら天気が雨の人や、フリーコメントに気になることが書かれている場合は電話をしたり直接会いに行ったりします。それ以外の人はメールで返信をするようにしています。
あとはHR OnBoardの活用セミナーで聞いたフォローのコツを活かしています。また、共有してもらったフォローメールのテンプレートなどは自社流にアレンジして使わせてもらっています。
具体的なエピソードがありましたら教えてください
児玉さん:異動して間もない社員にもHR OnBoardは有効でした。やっぱり異動はそれなりにストレスがかかりますから、その結果もアンケートに反映されていました。その時は「こっちから現場の人に何か言っておこうか?」と聞いたのですが、本人が自分から言うというので見守ることにしました。
その後、上手くストレスを解消できたようで、その社員は今でも楽しそうにやっていますね。あとはHR OnBoardの結果がきっかけで異動をすることになり、そこで活躍しているケースもあります。私たちが問題に気づかず異動がなければ退職してしまっていたかも知れません。
HR OnBoardは安心感を与えるツール
HR OnBoardを導入してどのような効果がありましたか?
児玉さん:2019年に入社した新卒社員が10人いまして、HR OnBoardを導入している期間にほぼ退職はありませんでした。
HR OnBoardのアンケートとその後のリアクションによって、我々人事が皆のことを気に掛けていることが伝わり安心感に繋がったのかなと思います。
まだ利用していない企業の方に向けて、HR OnBoardのアピールをお願いします!
児玉さん:手軽に入社者の本音が分かる、というところかなと思います。入社者も気軽にスタンプで回答するだけなので、人事からのアンケートだからと身構えられることもありません。スムーズに導入できると思います。
素敵なメッセージをありがとうございます! 児玉さん、本日はありがとうございました。